よくある質問 (FAQ)

目次

留学前の準備について

1. 留学のおおまかなスケジュール感を教えてください

マレーシアの私立大学への留学は、ターゲットとする入学時期(Intake)の約6ヵ月前から準備を始めます。まずは弊社の無料カウンセリングをご利用いただき、留学プランを一緒に立案しましょう。その後、出願に必要な書類を準備して出願をします。入学試験はなく、高校の表て平均(GPA: Grade Point Average)と英語能力テスト(IELTSやTOEFL)のスコアを提出し、大学の入学事務局による審査の結果、入学許可(Offer Letter)が発行されます。入学許可が下りたら、次は入学事務局が学生ビザの申請をし、渡航時期を待ちます。

2. 留学の準備・受験には何をしたらいいですか?

マレーシアの私立大学に入学試験はありません。高校の成績(評定平均)と英語能力テスト(IELTSやTOEFL)のスコアを出願時に提出することで、合否判定されます。高校の成績は3年間の全科目の平均点とされる評定平均(GPA)のことであり、併せて英語能力テストのスコア(マレーシアではIELTSが一般的)を提出します。GPAは5段階評価で概ね「3.0以上」であれば出願できる大学が多く、中には「3.5以上」が必要という大学があります。

3. 出願に必要な書類は何ですか?

マレーシアの大学に進学する際に一般的に必要とされる書類は、次のとおりです。

  • 願書 (オンラインまたはPDF)
  • 日本の高校の3年間の英文成績表 (GPA)
  • 日本の高校の卒業証明書
  • IELTSなど英語検定のスコア
  • パスポートのコピー
  • 証明写真 (パスポートサイズ)
4. ファウンデーションコースとは何ですか?

マレーシアでも大学本科である学士課程はバチェラーコース(Bachelor course)といいますが、バチェラーコースの入学要件に達していない生徒向けに基礎力を養成するためのファウンデーションコース(Foundation course)というものがあり、俗に大学0年生課程と言われています。ファウンデーションコースでしっかり英語力を向上させてからバチェラーコースに上がることは、マレーシア人も選ぶ人気の進学ルートという認識が浸透しています。

5. ディプロマコースとは何ですか?

ディプロマコースとは「准学士課程」のことで、日本でいう短大のイメージに近い課程です。ディプロマコースのメリットは、英語の入学要件が低いこと、学費が安いこと、修了した後に大学本科(学士課程)のバチェラーコースに編入できること、ファウンデーションコースと違って最初から専門的な学びができること、などがあります。まずはディプロマコースに入学してからバチェラーコースへの編入を目指すルートもマレーシアでは人気のルートです。

6. 英語力が足りない場合、まず語学学校からスタートできますか?

はい、可能です。「語学学校」というよりは「大学附属の語学コース」で英語力を鍛えることができます。マレーシアの多くの私立大学には、ファウンデーションコースに入学する前に英語の基礎を学ぶことができる語学集中コースがありますので、まずは英語力を高める機会が提供されています。また、マレーシアで大学入学前に入れる語学学校があるほか、日本でネイティブの先生が揃っていてIELTSのスコア保証をする語学学校もあります。

7. IELTSの勉強をしたいのですが、お勧めの塾はありますか?

はい、日本国内でお勧めのIELTSの塾があります。詳しくは個別にご案内しておりますので、フォームまたはLINEからお問い合わせください。

8. ビザの取得方法や必要な手続きは?

マレーシアで90日以上の就学を予定している場合、学生ビザの取得が必要です。​語学学校や大学などの教育機関に入学が決まった後、以下の手順でビザの申請を進めます。

  1. . 教育機関への出願と書類提出
  2.  学生ビザ承認レターの受領
  3. シングルエントリービザの申請
  4. マレーシア入国と健康診断
  5. 学生ビザの正式発行

これらの手続きは複雑で分かりづらい点が多いので、弊社でビザ申請のサポートも行っております。

9. 海外保険には入っておくべきですか?

はい、海外保険は加入することをおすすめします。 マレーシアは比較的医療費が安いと言われていますが、それでも入院や手術が必要になった場合は高額になることがあります。また、病気やケガ以外にも、盗難・トラブル・フライトの遅延など、思わぬトラブルが起きる可能性がありますので、万が一のときに備えて保険に加入することで、安心して現地生活を送ることができます。大学によっては保険加入が義務づけられていることもありますので、出発前にしっかり確認しましょう。

他社エージェントは保険代理店となっていて、20〜30万円もする高額な日本の保険会社を勧めてくるのでご注意ください。弊社のサポートをご利用の皆様には、ビザ申請に保険加入が必要な場合に数万円程度の割安なマレーシアの保険会社を紹介しています。

10. 合格が決まってから留学前にやっておくべきことは何ですか?

海外生活スタートにあたって思い残すことがないように、日本の友達や家族との時間を大切にしましょう。また、できる限り英語能力(特にスピーキングとリスニング)を高めておくと留学生活を快適にスタートすることができるでしょう。

マレーシアの生活について

11. マレーシアの英語は訛っていますか?

マレーシアは英語ネイティブの国ではありませんが、ほとんどの国民は英語を話します。その英語は“マレーシアなまり”があることは否めませんが、シンガポールでもシンガポールなまりの英語が話され、広くアジア全体を見渡せばその国の訛りがない英語などありません。大事なのは、なまりのない綺麗な発音の英語を身につけることではなく、「世界で通じる英語力」を身につけることだと考えていただくのがいいでしょう。

12. クアラルンプールは安全ですか?

東南アジアの中でもクアラルンプールは大都会です。英国エコノミスト誌によると、マレーシアの治安の良さは世界16位であり、日本やシンガポールに次ぐ治安の高さを誇ります。夜に薄暗い道を1人で歩いたり知らない人について行かない限り、危険を感じることはほとんどありません。実際に、日本からの留学生も、普段からショッピングモールに買い物に行ったり、配車アプリで気軽に移動しています。

13. 人種差別はありますか?

マレーシアは多人種・多宗教の国家ですので、人種差別はほとんど見かけません。日本人に関しては人種差別されることはなく、アニメなどの日本文化が好きな人が多いため、むしろ友好的に接してもらえます。

14. モバイルインターネットの環境は整っていますか?

マレーシアでは4Gのモバイルネットワークが普及しており、都心では5Gを利用することができます。学校や学生寮、そして多くのカフェでも無線WiFiが完備されており、IDをパスワードを使って快適にインターネットを利用することができます。SIMカードの月額利用料は、毎月RM15~30(500~1,000円程度)ほどを見込んでおくとよいでしょう。

15. 毎日の生活の支払い手段はどうしたらいいですか?

マレーシアでの支払いはキャッシュレスが浸透しており、「Touch and Go」や「Grab Pay」といったアプリでQRコード決済を利用するのが一般的で、もちろんクレジットカードやデビットカードも利用することができます。学生ビザ発給後には銀行口座が作れますので、銀行のキャッシュカードがデビットカードとして利用することができます。ただし、キャッシュレス非対応のお店もあるため、多少の現金は持ち歩いていたほうがいいでしょう。

16. 空港は近いですか?

クアラルンプール国際空港(KLIA)は、多くの大学のあるクアラルンプール都市部から50〜60km離れているので、電車でも、Grabなど配車アプリを使っても1時間はかかると思っておいたほうがいいでしょう。ジョホールバルやサラワク州クチンの大学の場合は、空港まで車で20分ほどの近さです。

17. 現地で日本のものは手に入りますか?持っていくべきものはありますか?

マレーシアにはユニクロ、無印良品、ファミリーマート、ドン・キホーテなどの日本のお店がたくさんありますので、大体の日本のものは現地でも手に入れることができます。そのため、生活に必要な最低限のものだけ持っていき、現地で場合に応じて購入するのが良いでしょう。それでも手に入りづらいものはありますので、こだわりの美容品や薬などは持参した方がよいでしょう。

18. 気候や服装、文化の注意点はありますか?

マレーシアは年間を通して暑く湿度の高い熱帯気候です。基本的に半袖・薄手の服で過ごせますが、屋内は冷房が効いていて寒く感じることもあるため、羽織るものがあると安心です。また、イスラム文化が根付いている国なので、特に公共の場では露出の多い服装は避けるのが一般マナーです。宗教施設を訪れる際はTシャツ短パンは避け、襟のついたシャツを着用するするのがよいでしょう。

19. 学生寮と賃貸、どちらがおすすめですか?

初めての留学であれば、学生寮がおすすめです。安全性が高く、学校までの距離も近いので、生活に慣れるまで安心して過ごせます。ルームメイトと友達になることも多く、国際交流のきっかけにもなります。慣れてきたら、より自由度の高い賃貸アパートに移る人もいます。費用や設備、通学距離を考慮して選ぶとよいでしょう。

20. 食事は自炊ですか?外食ですか?

マレーシアでは外食文化が非常に発達しており、安くて美味しいローカルフードが気軽に楽しめます。大学の近くにはフードコートやレストランも充実しており、1食300〜500円程度で食べられます。もちろん、キッチン付きの寮や賃貸なら自炊も可能なので、ヘルシー志向の人や節約したい人は食材を買って簡単に自炊する人もいます。

21. 週末や休暇中に旅行はできますか?

はい、マレーシア国内外への旅行はとても人気があります!国内にはビーチや高原リゾート、世界遺産の街など見どころがたくさんあり、週末旅行にぴったりの場所が豊富です。また、周辺国(タイ、シンガポール、インドネシアなど)にも格安航空券で行けるので、休暇中に海外旅行を楽しむ学生も多いです。

22. クラブ活動などはできますか?

ほとんどの大学にはスポーツ・文化系・国際交流系など多様なクラブ活動(サークル)があり、留学生も自由に参加できます。友達作りや英語を使うチャンスにもなるので、積極的に参加するのがおすすめです。学校によっては「日本文化クラブ」があり、逆に日本のことを教える立場になることもあります。

23. 現地でアルバイトはできますか?

マレーシアでは、学生ビザでのアルバイトは原則禁止されています。ただし、特別な許可を得て学内や一部の店舗での就労が認められることもあります(制限あり)。実際には勉強に集中する人が多く、ボランティア活動やインターンを通じて経験を積むケースが一般的で、英語力アップや就職活動にも活かせるのでおすすめです。

語学学校・大学について

24. 語学留学と大学留学の違いは何ですか?

「語学留学」は英語力を向上させることが目的で、語学学校で英語を集中的に学ぶプログラムです。一方、「大学留学」はマレーシアの大学に進学し、専門分野の学問を修めて学位取得を目指すコースです。語学留学は入学条件も緩く期間も柔軟なのに対し、大学留学は入試や英語スコアなどの条件があります。英語にまだ自信がない方は、まず語学留学からスタートするのもお勧めです。

25. 留学期間や費用の目安は?

語学留学は1ヶ月〜1年程度、大学留学は通常3〜4年の学士課程です。費用は語学留学で月8万〜15万円程度(学費+生活費)、大学留学は年間でおおよそ80万〜180万円ほどが平均値です。

26. 大学の入学時期・入学条件はどうなっていますか?

マレーシアの大学は年に2〜3回の入学時期があり、1月、2月、5月、7月、8月、9月のいずれかであるパターンが多いです。日本人の場合だと、高校を卒業した後、7月、8月、9月に入学する人が多いです。入学条件としては、高校の成績、英語力(IELTSなど)が主に定められていることが多く、これらの条件は大学やコースによって異なります。高校3年1学期の英文の成績表があれば、条件付き合格を得ることもできますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

27. 人気の大学と専攻・コースは何ですか?

人気校としては、テイラーズ大学やモナシュ大学マレーシア校、サンウェイ大学などがあります。専攻ではビジネス、IT、ホスピタリティが特に人気です。英語での教育に力を入れている大学が多く、グローバルに通用する知識が学べます。また、イギリスやオーストラリアの大学のマレーシア校で取得した学士号は、就職に向けての強力な武器になります。

28. 途中でコース変更や編入はできますか?

はい、マレーシアではコース変更や他大学への編入が比較的柔軟に行えます。ただし、学んだ単位が移行できるかどうか、学生ビザの再申請が必要かなどの条件があるため、計画的に進めることが大切です。コース変更は複雑な手続きがありますので、大学の学生課に相談しながら進めるのがよいでしょう。

29. 海外経験がないのですが、授業についていけますか?

大丈夫です。初めは英語が話せなくて緊張すると思いますが、留学生向けに英語サポートや補講制度が整っている学校も多く、先生も丁寧にフォローしてくれます。それでも不安がある場合は、ファウンデーションコースや語学コース、さらに手前で語学学校から留学をスタートしてみるのもよいかもしれません。

30. 日本人はどれくらいいますか?

都市部の人気の私立大学には、100人以上の日本人学生が在籍していることもあります。完全に日本人がいない環境というより、ほどよく日本人もいる安心感のある環境です。日本人コミュニティや先輩たちとのつながりも作りやすいですので、積極的に情報交換できるよう日本人ネットワークを広げることをお勧めします。一方、国立大学などの場合は日本人はほぼいないのが現状です。

就活に向けた準備について

31. マレーシア留学後、日本企業への就職は有利になりますか?

はい、英語力に加えて海外で学んだ経験は、多くの企業で高く評価されます。特にグローバル展開をしている企業や、異文化理解が求められる職種では強みになります。留学中に得た主体性や適応力も、自己PRの材料になります。

32. マレーシア現地で就職することはできますか?

マレーシアでは特殊な場合を除き、職務経験がない新卒の人には就労ビザが発給されないので、ほとんどの学生が日本に帰って就職しています。就労ビザが発給される別の国で海外就職する人もいます。

33. 留学経験は就職にどのように活かせますか?

「英語が使える」だけではなく、「異文化で適応しながら学んだ経験」「問題解決能力」などが企業にアピールポイントとなります。実際のエピソードを交えて自己PRができるように、留学中に積極的に行動し、人とは違うことが語れるようないろいろな経験をしておくとよいでしょう。

34. インターンシップはできますか?どこで探せばいいですか?

大学によってはカリキュラムにインターンが含まれていたり、キャリアセンターが企業を紹介してくれる場合もあります。また、日系企業やスタートアップでインターンをする留学生も増えています。弊社ではインターンの機会を紹介する予定ですので、インターンの情報提供が可能です。

35. 留学後にどのくらい英語力が身につくのですか?

生活の中で自然に英語を使う環境なので、大学卒業時にはIELTS7.0〜7.5、英検1級以上のレベルになる人もいます。授業外の時間でも、現地の人と英語で交流する機会を意識的に設けるようにしておくことが大切です。

36. 留学中や帰国後にキャリアサポートは受けられますか?

留学中は当社で相談をお受けしており、帰国後も就活の一環としての情報提供をしています。「留学したら終わり」ではなく、留学してから卒業までのキャリア形成をサポートしていますので、何かご相談があればお気軽にご相談ください。

弊社のサポートについて

37. 留学手続きはすべてお任せできますか?

はい、すべてお任せいただけます。弊社の無料カウンセリングでは、生徒さんの将来の夢をお伺いした上で学校と専攻選びのアドバイスし、そして出願、合否確認、ビザ申請、住まいの手配、渡航準備、空港からのバス送迎手配など、入学までの全プロセスをサポートしています。また、渡航開始後の悩み相談を承っていますので、いつでもお気軽にご連絡ください。

38. 手数料やサポート費用はどれくらいかかりますか?

サポート費用は、100,000円(税抜)となっています。その他、オプションのサポートメニューもありますので、詳しくはこちらのページをご覧ください。

39. 申し込み手続きとサポートは、すべてオンラインでも可能ですか?

はい、お申し込みからお支払いまで、オンラインで完結します。また、サポートは基本的にメールでのやりとりとなりますので、オンラインですべての対応が可能です。

40. 他社との違い・強みは何ですか?

弊社はマレーシアの「大学留学専門」のエージェントであり、業界最多の28大学と提携しているため、生徒さんの夢や希望にあった大学を紹介し入学をサポートすることができます。また、クアラルンプールの現地にはとりわけ詳しいので、提供できる情報には自信があります。

41. サポートの対象年齢や学歴の条件はありますか?

原則として、高校1年生以上の生徒さんと親御様に情報提供しています。留学サポートのお申し込みは、高校3年生の1学期を終えた後にお引き受けしています。

42. 契約から出発までどれくらいの期間が必要ですか?

サポートの契約申し込みから出発まで、おおよそ1年を要します。早いケースでは高校3年生の夏休みにサポートのお申し込みをいただき、翌年の7月、8月には渡航となります。遅くとも、入学時期の6ヶ月前にはサポートをお申し込みいただくのが、タイムスケジュール的にはスムーズに運びます。

43. 現地到着後のサポートはありますか?

現地到着後は、メールやチャットでサポートしています。緊急の際は電話でのサポートもお受けしていますので、いつでもご連絡ください。

44. 現地の緊急連絡先はありますか?

電話・チャットアプリのWhatsAppを使って緊急時にもご連絡いただける体制を整えていますので、いつでもご連絡ください。

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