メルボルン本校セメスター留学体験記1(モナッシュ大学マレーシア校 Rayさん)

モナッシュ大学マレーシア校でコンピュータサイエンスを専攻しているRayです。

今回から全6回の予定で、モナッシュ大学オーストラリア本校への交換留学についてまとめていきたいと思います。

モナッシュ大学には、マレーシア校からオーストラリア本校へ1セメスター留学できる制度があります。私はこの制度を利用して、2026年2月からの前期セメスターをメルボルンで過ごすことになりました。

今回のシリーズでは、以下の点について数回に分けて書いていく予定です。

豪本校留学体験記の予定

  • 出発前の準備
  • メルボルンでの生活
  • 大学の授業の様子
  • セメスターの途中経過
  • 留学を終えて感じたこと

第1回となる今回は、交換留学を決めた理由から、出発準備、そしてメルボルン到着までの流れについてまとめてみます。

私のインタビュー記事はこちら!

目次

オーストラリア本校留学のきっかけ

モナッシュ大学マレーシア校

私が交換留学を考えたきっかけは、「環境を変えてみたい」という気持ちでした。

マレーシア留学ももちろん海外ではありますが、これまで私が旅行した国はアジアが中心でした。そのため、アジア以外の地域で生活する経験はほとんどありませんでした。

せっかく海外の大学に進学しているのであれば、別の文化圏にも一度身を置いてみたい。特に、ヨーロッパ系の人種が多い環境で生活すると、自分の視野がどのように変わるのかにも興味がありました。

モナッシュ大学マレーシア校には、マレーシア校の学生がオーストラリア本校で1セメスター学べる制度があります。学費はマレーシア校と同じままで、本校で授業を受けることができるため、生活費は上がるものの比較的参加しやすい制度です。

実は、この制度があることも、私がモナッシュ大学を選んだ理由の1つでした。せっかくの機会なので、その制度を利用して本校へ行くことを決意しました。

モナッシュ大学本校クレイトンキャンパス

クレイトン本校にある Sir John Monash 像

モナッシュ大学はオーストラリアのメルボルンに本部を置く大学で、メルボルン近郊と海外に複数のキャンパスを持っています。マレーシア校もそのうちの一つです。

その中でも最も大きいキャンパスがクレイトン(Clayton)キャンパスです。

クレイトンはメルボルン中心部から車で30分ほどの場所にあり、多くの学部の授業や研究施設が集まっています。

コンピュータサイエンス学部の授業も主にクレイトンキャンパスで行われるため、私はここで学ぶことになります。

オーストラリアの大学のセメスター(学期)は、日本の大学とは異なります。モナッシュ大学の場合、前期セメスターは2〜7月になります

交換留学申請からビザ取得まで

留学申請手続の全体像

交換留学の準備でまず必要になるのは、大学側の申請手続きです。

モナッシュ大学マレーシア校からオーストラリア本校へ留学する場合、Global Intercampus Program(GIP)という制度に申し込みをします。

その中で、ビザ申請の大まかな流れは次のような形になります。

  • GIPへの申請
  • 履修予定科目(Study Plan)の提出
  • オファーレターの受領
  • 留学生保険(OSHC)の購入
  • オファー受諾手続き
  • CoE(Confirmation of Enrolment)の発行
  • 学生ビザの申請
  • 出発前研修の受講

準備しなければならないことは多いものの、1つ1つはそこまで難しい作業ではありません。大学からメールで案内も届くので、順番に対応していけば問題なく進めることができました。

Global Intercampus Program(GIP)の申請

まず最初に行うのが、Global Intercampus Program(GIP)への申請です。これは、マレーシア校の学生がオーストラリア本校で1セメスター学ぶためのプログラムになります。

申請は交換留学を希望するセメスターの約半年前に行います。

例えば、私の場合は2026年2月からの留学だったため、申請はその前年の10月頃に行いました。

この申請では、

  • 個人情報
  • 交換留学の志望理由
  • 生活費の準備ができているか
  • 健康状態や犯罪歴の有無

といった基本的な情報を入力します。

それと並行して、履修予定の科目(Study Plan)を提出する必要があります。これはオーストラリア本校でどの授業を受ける予定なのかを申請するもので、学部の承認をもらう必要があります。

申請が承認されると、大学からオファーレターが送られてきます。

オファー受諾・留学生保険加入・ビザ申請

その後、次の手続きを進めていきます。

  • オファー受諾手続き
  • Confirmation of Enrolment(CoE)の発行
  • 留学生保険(OSHC)の購入

そしてこれらが完了したら、最後にオーストラリアの学生ビザ(Student Visa 500)を申請します。

ビザ申請はオンラインで行いますが、入力ページはかなり多く、全部で20ページ以上あります。

しかし、基本的には個人情報や渡航目的などを順番に入力していくだけなので、落ち着いて進めれば特に難しい内容ではありません。

申請が完了すると、しばらくしてビザの承認(Granted)がメールで届きます。私の場合は比較的早く、申請からそれほど時間がかからず承認されました。

これで、正式にオーストラリアへ渡航できる準備が整いました。あとは渡航までの間にモナッシュ大学からの出発前説明会への参加や注意事項を読むだけです。

オーストラリア渡航の準備

荷物は、航空会社の受託手荷物の重さ上限となる25kgのスーツケース+7kgのリュックという構成で渡航しました。

スーツケースの大半は洋服です。オーストラリアは物価が高いというイメージがあったため、現地で服を買うよりは、日本からある程度持っていこうと思ったからです。

今回の留学は、2月〜7月です。オーストラリアは南半球なので、日本とは季節が逆になり、2月は夏ですがセメスターが進むにつれて冬に近づいていきます。

そのため、荷造りをするときは「夏から冬まで対応できる服」を意識しました。

具体的には、

  • 長袖シャツ、長ズボン:3着ほど
  • 羽織もの:2〜3着
  • 半袖、半ズボン:2〜3枚
  • 下着:6着

という感じです。

北海道のような厳しい冬を想定する必要はありませんが、日本の冬程度には対応できる服装を用意しようと思いました。

それ以外には

  • ノートPC
  • スマートフォン
  • パスポート
  • 財布
  • 化粧品、常備薬

などの基本的なものを持っていきました。

出発からメルボルン到着まで

いざメルボルンへ

クアラルンプールからメルボルンへ

モナッシュ大学のオリエンテーションは、私のセメスターでは2月19日〜20日頃に予定されていましたので、それまでにメルボルンへ到着するよう案内されていました。

住居探しも現地で行う予定だったため、少し余裕を持って到着することにしました。

また、長距離移動のあとにすぐ大学のイベントに参加するのは体力的に大変なので、体調を整える意味でも数日余裕を持たせることにしたのです。

その結果、2月17日頃にメルボルンへ到着するスケジュールになりました。

ちなみに、日本からの直行便を取るよりもマレーシアやシンガポール経由でのフライトの方が安いので、節約のために私は成田空港からいったんクアラルンプールに入り、乗り継ぎ便でメルボルンへ向かいました。

メルボルン国際空港へ到着

メルボルン国際空港

メルボルン空港に到着したあと、まずは入国審査を通過します。

事前に学生ビザの承認(Granted)を受けていたため、特別な手続きがあるわけではなく、通常の入国と同じ流れでした。

マレーシアのように学生ビザ専用の特別なゲートがあるわけでもなく、そのままパスポートをかざして入国しました。

オーストラリアは英語圏なので、ネイティブの英語が聞き取れるか少し不安もありました。

ただ、空港での移動、市内への交通、ホテルチェックインといった基本的なやり取りでは、特に困ることはありませんでした。

空港からメルボルン市内へ(SkyBus)

スカイバスで都心へアクセス

モナッシュ大学では、留学生向けに空港ピックアップサービスも用意されています。

ただ、今回は住居探しなどの準備で少し慌ただしかったこともあり、そのサービスは利用せず、自分で市内へ移動することにしました。

メルボルン空港から市内へは、SkyBusという空港バスが運行しています。

料金はおよそ25ドル程度で、空港からメルボルン中心部まで直接移動できます。


今回は市内のホテルを予約していたため、SkyBusで市内へ移動し、そのままホテルへ向かいました。長い移動のあとでしたが、まずは無事にメルボルンへ到着することができました。

セメスター留学の目標

メルボルンの無料トラムは便利

今回の交換留学では、明確なテーマとして「とにかく経験値を増やす半年にする」ということを目標にしています。

オーストラリアはマレーシアとは文化も街並みも大きく異なる国です。

メルボルンには有名な観光地も多く、都市の雰囲気や生活スタイルもこれまで自分が見てきた環境とは違う部分が多いと思います。

そういった場所を実際に訪れながら、見聞を広げていきたいと考えています。

また、英語についても1つの大きな目的があります。

マレーシアでも英語は日常的に使われていますが、オーストラリアではネイティブスピーカーに囲まれる環境になります。その中で生活することで、語彙力や会話力を自然と伸ばしていければと思っています。

勉強面だけでなく、生活や文化、コミュニケーションなども含めて、この半年間をできるだけ多くの経験を積む時間にしたいと思っています。

次回の予告(住まい探しとオリエンテーション)

有名な The Green Chemical Futures building

こうして、まずは交換留学の第一歩としてメルボルンに到着しました。

ただ、この時点ではまだ大学生活は始まっておらず、やることはたくさん残っています。
特に大きな課題は、住まい探しです。

次回の記事では、

  • メルボルンでの住居探し
  • モナッシュ大学のオリエンテーション
  • 留学初期の生活

について書いてみたいと思います。

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