まずは一歩踏み出そう!
私の留学体験記 (モナッシュ大学マレーシア校|ルナさん)

今回の留学体験記は、マレーシアでも高い人気を誇るオーストラリアの名門モナッシュ大学のマレーシア校で学ぶルナさんです。
ルナさんは関西の私立の高校を卒業した後に、カナダの語学留学に挑戦したもののIELTSのスコアの伸び悩みに直面し、「語学力を高めてから大学留学を狙うのではなく、直接大学進学を狙おう」と考えを切り替えました。
そして、費用面、語学力、そして高校の成績が合致したことから、モナッシュ大学に進学することを決断しました。
そんなルナさんの留学体験記を、どうぞご覧ください。
(Go for it ブログ編集部)

入学した大学
執筆者の基本情報
ペンネーム | ルナ |
---|---|
性別 | 女子 |
出身高校の所在県 (または地方) | 大阪府 |
公立/私立 | 私立 |
高校の最終成績(GPA) | 3.0 / 5.0 |
出願時のIELTSスコア | 5.5 |
進学した大学 | モナッシュ大学マレーシア校 |
在籍する学年 | Year 2 |
学部・専攻 | ビジネス学部 ファイナンス専攻 Bachelor of Business and Commerce |
ファウンデーションコース経由か? | いいえ |
英語強化コース経由か? | はい |
高校時代に頑張ったこと、打ち込んだこと
高校時代は、大学受験と課外活動に励み、充実した学生生活を送りました。学校の授業を通じて卒業論文に取り組み、また、科学部にも所属していました。
特に力を入れていたのは、高校2年生から取り組み始めた社会問題に関するコンテストです。「ペットの殺処分を減らすには」というテーマで、実際に殺処分の現場を訪れるなど、課外活動にも積極的に参加しました。コロナ禍の影響でコンテストが中止となり参加できませんでしたが、このテーマは高校卒業論文でも取り上げ、2年間にわたって継続的に取り組みました。
また、私の母校は大学受験に特化したコースであったため、学業にも力を入れていました。日本の大学には進学しませんでしたが、大学受験で身につけた勉強習慣は、勉強量が多いマレーシアの大学進学後にも大いに役立っています。
いつから、なぜマレーシアを考え始めたか?
海外旅行に行く機会が多く、交換留学をしたいという強い思いを抱いていました。そのため、大学受験を考える時期から、各大学の交換留学制度に注目していました。
しかし、大学受験に失敗し浪人を考えたものの、直接海外の大学に進学することを考え始めました。最初は、大学進学を見据えてカナダの語学学校に入学しました。しかし、実際に渡航してみると、費用面やIELTSの伸び悩みなどの問題に直面し、挫折感を感じることになりました。
それでも、大学進学を必ず実現させたいという強い気持ちがあったため、インターネットで情報を調べた結果、費用面、語学力、そして高校の成績が合致したことから、マレーシアの大学に進学することを決断しました。
IELTSスコアを上げる苦労と具体的な勉強法は?
マレーシアへの進学が決まり、IELTSを受験することになりました。
カナダ留学経験や大学受験の勉強をしていたため、特に勉強しなくてもハイスコアを取れるだろうと軽い気持ちでIELTSを受けたところ、結果は4.5という点数で、大学進学はもちろん、ファンデーションコースの合格基準にも大きく届きませんでした。
そのため、ネットで無料の過去問を見つけて解いたり、ケンブリッジが出版している「IELTS ACADEMIC」の例題集を使ったり、実際の問題形式に慣れるための勉強を行いました。
また、スピーキングに関しては、YouTubeでIELTSのスピーキング練習動画を視聴し、できるだけ本番の雰囲気をつかめるように勉強方法を取り入れました。
その結果、大学直接進学基準であるIELTS6.5には届きませんでしたが、MEB(Monash English Bridging)の入学基準であるIELTS5.5を取得することができました。
なぜその大学と専攻を選んだのか?

モナッシュ大学を選んだ理由は、2点あります。
1点目は、入学がしやすいということです。
アメリカなどでは、高校の成績やIELTSだけでなく、高校時代の課外活動も重視される傾向が強いと感じました。本格的に海外大学進学を考え始めたのは高校卒業後だったため、課外活動に十分参加できておらず、課外活動重視の大学に進学するのは難しいと感じました。そのため、成績を重視するモナッシュ大学を選びました。
2点目は、費用対効果が高いことです。
私が出願した当時のQS世界大学ランキング2024年版でモナッシュ大学は42位と、世界でも評価されている大学です。ビジネス学部の学費は約140万円で、1年間の学費で比べると日本の私立大学より高額ですが、モナッシュ大学の3年間と日本の私立大学の4年間のトータルで比べると、同じくらいの学費で済むと考えました。
日本の私立大学の平均学費と同じ学費で世界的に高く評価されている大学に進学できるのは、モナッシュ大学以外にはないと思います。
学部についてですが、元々経営学部に興味がありました。そのため、モナッシュ大学でもビジネス学部に進学しました。
モナッシュ大学のビジネス学部では、専攻を決める前に必修の事前授業を受けることが求められます。入学当初はマーケティングとマネジメントを志望していましたが、ファイナンスの授業が楽しかった経験や、就職活動で金融系の業界を希望していたことから、専攻をファイナンスに決めました。
入学前と入学後の印象のギャップはあったか?
マレーシア留学前にカナダ留学の経験があったため、友達や生活面での不安はありませんでした。マレーシアは日本からの移住者が多いためか、日本のものがたくさんあり、渡航後も生活面で特に苦労することなく過ごせています。
ただ、友達を作ることに関しては苦労した経験があります。モナッシュ大学のビジネス学部では通常、4つの授業(条件はありますが、最大5つ)を受けます。1つの授業は週1回、90分の対面授業またはオンライン授業のみで、基本的には自学習が中心です。そのため、大学入学後に友達を作るのは、高校時代に比べて難しいと感じました。

また、英語に関してはマレーシア訛りの英語に慣れるのにかなり苦労しました。しかし、1ヶ月経つと徐々に聞き慣れてきて、授業も問題なく受けられるようになりました。
セメスター留学や海外大編入を考えているか?

モナッシュ大学の交換留学制度を利用して、韓国の大学にセメスター留学することが決まりました。
また、韓国でのセメスター留学後は、オーストラリア本校に1セメスター留学できるグローバルインターキャンパスプログラム(GIP)を検討しています。さらに、最終学期には韓国と同じ交換留学制度を利用して、もう一度セメスター留学をすることも検討しています。
モナッシュ大学の魅力の一つは、マレーシア校と同じ学費で最大1年半留学できるプログラムがあることだと思います。
大学留学がスタートしてから自分は成長したか?
留学生活を通じて、適応力が大きく成長しました。
大学留学を始めた当初は、環境や勉強に慣れることに精一杯でした。しかし、大学生活を続けるうちに、勉強にも慣れ、課外活動にも積極的に取り組むようになりました。
また、全休日を利用して周辺国を旅行する機会も増えました。留学前は人に頼りっぱなしでしたが、今では旅行先でのトラブルにも動じることなく、冷静に対応できるようになりました。
大学生活が終わるまでに、どういう自分になりたいか?
ファイナンスに関する知識を深めるとともに、交換留学制度などを活用して国際的に活躍できる人間になりたいと考えています。
しかし、将来の目標がまだ定まっていないため、在学中に挑戦できることには積極的に取り組み、スキルの向上に励む予定です。
将来は、どこの国でどういう仕事をしたい?
将来は日本に帰国し、在学中に身につけた国際的なファイナンスの知識を活かせる環境で働きたいと考えています。
ファイナンス分野にはさまざまな専門分野がありますが、今後の就職活動を通じて、どの分野に進むかを決めていく予定です。
実際にマレーシアで生活した率直な感想
安定感と刺激的な要素が、うまくバランスを取った環境だと感じました。
まず、安定感を感じられる点として、日本人が多く住んでいることが挙げられます。学校周辺には日本人コミュニティや日本食、日本の商品が豊富で、環境に慣れやすいと感じます。
一方、刺激的な側面として、発展途上国ならではの一面が見られることが挙げられます。インフラが整っていない地域もあり、日本では経験できない環境に身を置くことができます。
このように、マレーシアは安定した生活基盤を提供しながら、同時に多文化の中で刺激的な経験ができる場所だと思います。
マレーシア大学留学は後輩諸君にお勧めできるか?
結論として、マレーシア留学をお勧めするかどうかは人それぞれだと思います。
衛生面だけでなく、PM2.5などの大気汚染による体調不良がしばしば発生します。また、近年、日本人留学生が増加し、環境に甘えてしまう傾向が見受けられます。
しかし、英語が第一言語でないため、非ネイティブに対して寛容な環境が整っています。さらに、マレーシアは時差が少なく、日本の家族や友人と連絡が取りやすい環境です。加えて、時差が少ないため、日本で開催される就活用のインターンやオンラインイベントにも比較的参加しやすいです。
以上のことから、万人にお勧めできる留学先とは言えませんが、金銭的に厳しくても海外の大学を卒業したい方、英語に不安がある方、課外活動に積極的に参加したい方にはお勧めできる留学先だと思います。
以上